和白分団
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消防団による伝統技術

消防古来からの伝統を引き継ぎ、団員の士気を高めるとともに、市民の防火防災意識の高揚を図るため、消防伝統技術の各種団体を設立し、消防出初式や防災関連イベント、地域の行事などに積極的に参加し、市民への消防PR及び防火防災意識の普及啓発活動に努めています

消防まとい会

纏(まとい)のルーツは15世紀頃といわれ 、戦場で侍大将の馬印であったものを、 町火消誕生後に消防組の旗印として取り入れました。この纏は、江戸時代の町火消それぞれの組のシンボルであり消口 (けしぐち: 延焼防止ライン)がどこに設定されて いるかや、どこの組が消火に当たっているかが一目瞭然でした。 当時の纏持ちは、お互いに組の名誉と面子を一身に担い、降りかかる火の粉を纏の馬簾(ばれん)で払いながら、現場活動の士気を高めるという重要な役割を課せられていました。 纏は現在でも、各消防団の象徴であり、本市では、それぞれの分団の魂として各分団64本の纏と福岡市の纏1本が大切に管理されています。

消防太鼓会

昭和62年の消防出初式で初めて太鼓を取り入れ「消防まとい太鼓」として、伝統的な纏振り、演技に合わせて勇壮で力強い音色 を披露し、市民から好評を得て、消防太鼓会を発足しました。 現在では、消防出初式や防災関連イベントだけでなく、地域で開催されるお祭りや運動会などにも出演し、防火啓発や地域の活性化に貢献しています。

消防はしご乗り会

江戸時代、町火消は高所で危険な作業をするため、機敏さと慎重さそして勇敢さを兼ね備えていた鳶職人で構成されていました。 普段からはしごを使って仕事をしている彼らが火災現場確認のための火の見櫓( やぐら) としての役割や人命救助器材として使用できるはしごを取り入れ、訓練をしていました。 福岡市では、昭和初期に一時途絶えていましたが、昭和56年の出初式で消防団により復活しました。はしご乗りに使われるはしごは、高さ6.6mでこれを 12本の鳶口で支えています。揺れ動くはしごの頂上で演じられる技は69種類あります。

消防木遣り会

木遣りは、もともと鳶職人の作業歌であり、複数の人員で作業をするとき、力を一つにまとめるためのかけ声、合図として歌われた労働歌ですが、町火消しが鳶職人を中心に構成されていたため、自然に町火消しの中に溶け込み、受け継がれてきました。

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